日々思う今日この頃

日々思う今日この頃

地鎮祭や井戸祓や神上式、清祓えをしていて
思う事は大切に敬われていた神様も時代に応じて続ける事が難しくなったり代がかわり忘れ去られてしまっていたり、人それぞれ信仰心も違います。神主をしていると毎日神様と向き合っている為、依頼主様の家に行くと敏感に神様を察知してしまいます。そんな神様が気付いて欲しいとか忘れないで欲しいとか訴えかけてくる事もあります。
そんな神様がこの奈良の土地は沢山いらっしゃると思います。そんな事を思いながら
日々の祝詞を上げる中で
“何か手助けになる神様いらっしゃいましたらお手伝いさせてください”とお伝えすると
1時間かからないスピードで明日、神上式をして欲しいと依頼の電話が入ってきました。
お尋ねするとお爺さんとお婆さんと50代くらいの未婚のご子息様がいらっしゃる家でリフォームの為の神上式の依頼でした。
昨日の祝詞の最中のお手伝いは他にあるのではと思い依頼主様に“井戸はどこですか?”とお尋ねするとお風呂場の脱衣所の床の下にあるとの事
四角い井戸に張り付いた白い蛇が動けなくなっているのが視えました。(*実際にではありませんが(笑)神棚の神上式と井戸で動けなくなっている白蛇様の為祝詞を奏上し上に帰っていただくように祈りました。
その夜夢で不思議と赤い鳥居の上の所に絡みつく白蛇を見た時“ああ無事に天井界へ帰れたのだな”と安心しました。
日々依頼があり地鎮祭や神上式、井戸払えなどの祭事をしておりますが、そんな目に見る事のできない部分も大事に大切に敬いながら祭事を執り行えたらと思います。
依頼があれば全国各地に赴きますのでご機会あればご用命ください。