産土神様へ祝詞奏上

産土神様へ祝詞奏上

産土神様の所に行って祝詞を奏上して欲しいと依頼がありました。

常日頃から相談される方の氏神様へ一緒に行って祝詞を奏上し、相談者様がより良く前に進める様に神職としてお手伝いをしています。
今回は兵庫県豊岡市にある産土神様まで出向き神恩感謝をお伝えしたいとご依頼がありました。
豊岡市の葦田神社はとても清々しくひっそりと佇んでいます。
冬は積雪が多いため雪囲いをしていました。
祭式の一式をお持ちして依頼者様の為の祝詞を奏上します。

その中に“(ご依頼者様の名前)ゆくすえひかりうるわしくめぐみ導き給えとかしこみかしこみもうす”と言う言霊を最後に奏上しました。
ゆくすえとは将来の事です。それはこの地に産まれおちてからもずっと守って頂いた産土神様 これからも神恩感謝の思いを込めて共に進んで光麗しく導いてくださいと
お伝えする祝詞の一節です。
奏上している神官もぐっと感動してしまう言葉です。
神官は神様と人とを繋ぐパイプ役です。祝詞を奏上する事により、より一層丁寧に神様へ
言霊を伝えることができます。
今回ご依頼があり産土神様まで出張し祭式をしました。本当にそんな貴重な式を依頼して頂き心から感謝しています。
元石清水八幡宮では氏神様や産土神様のところまでご一緒して神様へお伝えする祭式も承っています。心を込めて神官が現地の神様へお取次ぎ致します。
今の時代、神社へは初詣では行くけど・・もしくは家の近くにそういえば神社あったなぁと通り過ぎて足がむかない事があるかもしれません。
感謝は感謝で感応します。ご依頼があれば全国どこでも出向きます。(笑)
一人一人 また一人と日本の神様と皆様が繋がっていって頂いたらと思っています。

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