十二単衣の衣紋道

3月のひな祭りシーズンという事で神社でお雛様お内裏様に見立て十二単の衣紋道をさせて頂きました。
今回のお雛様役は知り合いのお友達でお正月に春日大社で巫女のアルバイトをされていました。
ご本人も十二単を着る事が憧れだったとの事
とてもかわいい方にモデルをして頂けて感謝感謝です。
お内裏様役は明石から電車で来て頂きました。
とても好青年で今回の黒色の装束を着ると出世するとの事。きりりととてもお似合いでした。
仲良く二人でお話されている姿をみて
この機会にお付き合い?!
なんて縁結びの神社になっていけばいいなと思いました。

八幡神社では衣紋道を定期開催予定です。
インバウンドに向けて海外の方にも発信中です
なかなか見る事のないきれいな装束をみなさん
ぜひ八幡神社へご覧になりにきてください

十二単衣紋道衣紋道とは

一般によく言われている「十二単」とは略称で、鎌倉時代に初めて文献に登場しました。正式には「女房装束」または「五衣・唐衣・裳」といいます。

これら有職故実に基づき、装束を美しく着装し、伝統的文化を継承・研究する道を「衣紋道(えもんどう)」と呼びます。五衣は時代により枚数の増減がありますが、現在の衣紋道では五枚です。

この五枚はそれぞれ裏が付いていて、異なる色を袷としたときに僅かに「おめり」として表に見えるように仕立ててあります。このおめりから見える色により実際に着ている以上の枚数に見えます。