今年の七五三はこれまで以上にお申し込みが多い年となりました。
7歳の七五三は『帯解き』の儀式にあたります。
昔大きくなる子供が少ない時代がありました。
節目に祝い、子供の長寿と幸せを祈願する意味もあり七五三という形で今世まで受け継がれてきました。
先日7歳の七五三に来られたみさちゃんと言う女の子が来られました。
最後に玉串奉奠があるのですがその時に祈願をして玉串を置きます。
みさちゃんは大人よりも丁寧に丁寧にそっと玉串を胸に近づけながら
目を閉じてお願いをしていました。その姿はついつい形式に囚われてしまう
大人達と違いそれはそれは純粋で綺麗なお祈りでした。
最近の子供達は何かが違うと思う瞬間でした。
この世に生を受け、そして意識していなくても大切な事を分かって生まれてきてると
思いました。
そんな場面に立ち会う事ができて本当に幸せな瞬間でした。
七五三詣でに来てくれた方、全ての方が幸せに健やかに暮らせていけます様にと
心から思いました。